私はベトナム人女性と国際結婚したのもあり、ベトナムのホーチミンと妻の実家の地方都市のベンチェで家(アパート)を借りて生活していたことがある。
ベトナムって日本と比べると物価が安いイメージがあると思うのだけれど、実際に「ベトナムの家賃っていくらだったの?」って気になる方もいるでしょう。
あくまで私たちの体験談になるのだけど、ベトナムの家賃についての体験談を話したい。
ベトナムのホーチミンの家賃は13000円
元々、当時、彼女だった妻がホーチミンで出稼ぎをしていた時に借りていたアパートだった。
家賃は13000円のワンルームで、一応、トイレとシャワーはある。
けれどもお湯がでないので、水のシャワーで身体を洗っていた(笑)
ホーチミンの気温は年中暑いので、特に日中は水が温水みたいになる。
日中にシャワーをするのだったら、温水シャワー気分を味わえる。
また、部屋の天井あたりは喚起をよくするためなのか穴がぼこぼこあいていて、隣や周りの声が筒抜け状態だった。
もちろん、防音設備はない状態。
プライバシーってなーに? そんなのここにはありません状態。
なので深夜に隣に住むベトナムの女子大生たちがお酒を飲みながら話している声も聞こえたし、彼女らが聴いている音楽も普通に聞こえてきた。
隙間の穴がぼこぼこあったから、そこからゴキブリやムカデが入ってきて怖かったです。
妻からは、男のくせに異常な怖がりが面白かったと言われるぐらいでした。
私は、虫が苦手です。
子供の頃、平気でカブト虫をさわれたのに今は無理そうです。
ドアの下に隙間があって、ムカデなどの虫が入ってこないようにトイレットペーパーで隙間を埋めている写真。
アパート住民同士の実話のいざこざ問題
妻のバイクは外に置いていると盗まれるので、ワンルームの部屋の出口に置いていた。
アパート自体も夜の何時からかは忘れたのだけれど、防犯対策のためマンションで言う入口が施錠される。
もちろん、他のアパートの住民もバイクをワンルームの部屋の出口付近に置いていた。
中にはワンルームの部屋に何人もいっしょに生活している人たちがいて、それぞれバイク持ちなのでバイクの置き場所問題がよく起きた。
妻の地方都市のベンチェの実家に何泊かし、数日ぶりにホーチミンのアパートに戻ると、家(ワンルームの部屋)のドア付近に見知らぬバイクが置かれていたことがあった。
日本で言う無断駐車みたいなものかな(暗黙の了解で、自分の借りているワンルームのドア前は借主のバイクを置くのが決まり)。
怒った妻が、見知らぬバイクを強引にどかし、自分のバイクをとめる姿は何度か見た。
アパートは防犯カメラが設置されているのだけれど、夜、停電になった時、事件は起きた。
防犯カメラがOFFになった隙を狙い、妻のバイクが移動され、わざと私たちのワンルームの家のドア前にバイクが置かれたのだ。
停電が復帰し、ワンルームの家から外にでようとしたら、バイクのせいで私たちは外にでられなくなった。
またまた怒った妻はアパートの管理人に電話し、急いでやってきた管理人がバイクを移動し、私たちはワンルームの家から外にでることができた。
真相は定かではありませんが、おそらく見知らぬバイクの持ち主から復讐のような嫌がらせがあったのではないかと思いますね。
ホーチミンのルームツアーやアパートについて語っているYouTube動画はこちらです。
ベトナムの地方都市(ベンチェ)の家賃は5000円
妻が妊娠したのを期にホーチミンで生活するのは何かあった時、日本人の私では対処できないこともあると思い、妻の実家の地方都市(ベンチェ)に引っ越しした。
正直、ホーチミンのアパートでのバイクの嫌がらせもあり、妊娠中の妻に何かあったらまずい、早く引越ししたいと思っていましたね。
日頃の行いがよかったのか⁉ 妻の義理のお母さんとおばあさんの家の目と鼻の先に空き屋物件があった。
もうね、大げさに言えば玄関でて10歩ぐらいで妻の義理のお母さんとおばあさんの家の敷地内に入れる勢いだ。
家主は妻の親戚の知り合いで「本当は家賃は7500円なんだけど、あなたたちは知り合いなので家賃5000円でいいよ」と言われた。
もうね、かなり太っ腹な大家さんだった。
よく海外では、現地の人には通常の値段、外国人相手には値段が高くなる外国人価格が存在すると聞いたことがあります。
私たちの場合、知り合い割引価格が適用されたのでしょうか!?
さらにありがたいことに冷蔵庫や棚、机、椅子などの家具もついていたので、改めて購入しなくてもすんだので助かった。
また、シャワーも温水がでる機械が設置されていたので、温かいシャワーで身体を洗うことができた。
やはりバイクは外に置いておくと盗まれるので、就寝前にバイクをワンルームの部屋の中に入れ、防犯用のシャッターをしていた。
ベトナムの地方都市(ベンチェ)のルームツアーYouTube動画はこちらです。
あくまで私たちが実際に住んで家賃を払った体験談となる。
ホーチミンは妻の実家の地方都市と比べると都会だったのだけれど、ホーチミンのアパートに「あなたはもう一度住めるか?」と問われたのならば、今の私は「できればもう少しいいところに住みたい。近隣住民とのトラブルには巻き込まれたくない」と答えただろう(笑)
ベトナムのホーチミンやハノイ、ダナンなどで日本人が住む場合、外国人向けのサービスアパートメント、コンドミニアムに住むのもいいかもです。
妻からしたら日本人向けの賃貸住宅は家賃が高いと感じるけど、日本人にとっては安心かもしれないです。
よく高くても安心を買うと言いますからね。
ホーチミンの都会に一時とはいえ、生活できたことは楽しかった。
ただ、ホーチミンの通勤ラッシュ時のバイクの混み具合は本当にストレスがたまりそうな勢いだった(笑)
おそらく日本人が海外で生活しようとした時の物件探しの参考にはならないでしょう(ごめんなさい)。
参考になるとしたら、あまりにも安い家賃のところは、いろいろと大変だからやめよう。
ある程度、お金を出してでも安心、安全を買おうとなるぐらいかな⁉
コメント