ベトナム人の妻が妊娠し、私たち夫婦は妻の親戚が住む地方都市ベンチェで生活を始めることになった。
幸運にも、妻の母親の家のすぐ近くに賃貸物件が見つかった。
しかも、家主は昔からの知り合いで、賃貸料を33%も割り引いてもらうことができた。

今は日本で生活していますが、ベトナムで33%割引きで借りた家は、引き続き借りていた。



私のお母さんやタムちゃんや妹が、借りた家も使ってたよ。



お母さんの家はすぐ近くにあって、私たちが借りた家との行き来も楽だからいいよね。
家主さんが昔からの知り合いということもあり、娘の生後1ヶ月のパーティーにも出席してもらい、お祝いまでもらった。
ホーチミンではなく、ベトナムの地方都市で出産することにした理由
元々、妻はホーチミンでアパートを借りていたのだけれど、出産を考え、妻の母親の家の近くに住むことにした。
何かあった時、すぐに助けてもらえるし安心だと思ったからだ。
幸いにも近くに家を借りることができ、実際に困った時は、すぐに妻の母親に助けてもらった。
妻の母親は毎日、私たちの食事の用意までしてくれた。



もしもホーチミンで夫婦だけで住んでいて妊婦のママに不測の事態が起きた時、パパだけだと対応できないこともあったでしょう。



すぐ近くに私のお母さんと妹がいたから、安心安全だったね。



夜中、まだ安定期に入っていない妊娠中の妻が出血し、すぐにお母さんと妹は近くの病院に妻を連れていき、母子ともに大丈夫だったこともありました。
また、妊娠中の妻が夜中に腹痛に襲われ、母さんと妹は近くの病院に妻を連れて行ったこともありましね。
ベトナムの病院での出産について
妻が出産したA病院は保険適用で、個室を選んでも費用はそれほどかからなかった。



あくまで日本人の私の金銭感覚です。
この病院を選んだ理由はいくつかある。
まず、家から近く、大規模な病院だったこと。
そして、妻や義母、義妹、タムちゃんも全員がこの病院で生まれたことだ。
国際結婚の手続きで必要な検査をA病院で受けたことがあり、私自身も病院の様子を知っていたことも決め手となった。
皆が健康に生まれたのだから、この病院で大丈夫だろうと夫婦で決めた。
ちなみに、妻は帝王切開で出産したのだけれど、自分の前に手術をする妊婦がいたそうで、その様子を見てしまい、怖かったと言っていた。



本当にもう怖かったよ~!



凄い経験したね~。
赤ちゃんが生まれて数時間後、産まれたばかりの娘が私のいる個室へ運ばれてきた。



その時のYouTube動画はこちらです。
そもそもベトナムが日本の出産事情と違うのかもしれない。



病院の個室で私がひとりだけずっと待機していて、もう深夜になろうとしていた頃、ドアがトントンと叩かれて、開けたら産まれたばかりの娘がやってきたなぁ。
今では懐かしい想い出だ。
ベトナムの地方都市の病院の個室について
A病院の個室には、トイレやシャワー、クーラーが完備されていた。
ただ、ベッドはひとつしかなく、妻と赤ちゃんが使用したため、私と義理の母親は床で寝た。
義理の母親がゴザを2枚買ってきて、床に敷いて、家から持ってきた枕と毛布で寝床を作ってくれた。
個室には何匹もの蚊がいた。


生まれたばかりの娘のために蚊取り線香を使わない方がいいという義理の母親の助言もあり、私はひたすら電撃ラケットで蚊を退治した。



毎朝、個室の床を掃除やゴミの回収しにきてもらったので、その時、個室のドアを開けたまま掃除や回収をしてもらっていたので、また蚊が入ってきましたよ(笑)



電撃ラケットは必須よね。
赤ちゃんの母乳や粉ミルクについて
娘が生まれてすぐは母乳が出なかったので、粉ミルクを作って飲ませた。
A病院の廊下にはウォーターサーバーがあり、すぐにお湯が出たため、粉ミルク作りも問題なかった。
出産後、退院までの日数について
奥さんは出産から5日後にはA病院を退院した。
これは日本の病院と比べると、かなり短い日数だろう。



看護師さんが、早く退院しなさいみたいなあおり方だったなぁ。



歩く時、帝王切開したお腹が痛くて大変だったよ。



その時のYouTube動画はこちらです。
しかも退院の日は、ベトナムの正月だったこともあり、タクシーを呼んでもこなかった(笑)



これから向かいますとタクシー運転手は言ったのにね。



待てど暮せどタクシーはこなかったなぁ(笑)
しかたがないので、親戚がバイクで迎えにきて、妻と娘はバイクに乗って帰った。


私は病院のベンチで待っていたが、親戚は2人を家に届けた後、私を迎えに戻ってきてくれた。
さいごに
今回話したのは、あくまでベトナムの地方都市にあるA病院での、私たち家族の体験談だ。
病院によって、やり方は様々だろう。
入院中、親戚が遊びに来てお祝いをくれたり、娘の誕生を一緒に喜んでくれた。
第一子となる娘が生まれたこと、親として心から嬉しく思う。
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