就学時健康診断(就学前健康診断)に来年、小学生になる保育園児のハーフの娘を連れて行ってきた。
娘は自閉症スペクトラムの発達障害があり、小学校は特別支援学級に通うことになっている。
娘を見ているとひっかかることがある。
朝、保育園に娘を連れて行くと他の保護者の方たちがいて、先生に連絡帳を渡す順番待ちが発生する時がある。
娘は大勢の人がいる時、恥ずかしがり、私の後ろに隠れるのだ。
そして、なかなか先生に連絡帳を渡そうとしない状態となる。
私は「連絡帳をいっしょに渡そう」と言うのだけれど、娘は恥ずかしがって私に抱きついたりしてくる。
就学時健康診断は小学校の体育館で行われていたのだけれど、私と娘が到着する時間帯は、体育館に向かう校庭に小学生たちがたくさんいる時であった。
小学校の校門に入るまでは普通に歩いていたのだけれど、校門に入って校庭にいる小学生たちを見た瞬間、私にしがみついてきた。どうやら恥ずかしいらしい。
就学時健康診断の日の夜、娘に「小学校の校庭で抱きついてきたけどどうしたの?」と聞いたら、「私は恥ずかしがり屋だから」と返答がありました。
「小学生たちが少なかったら恥ずかしくなかった?」と聞くと「少なかったら恥ずかしくない」と返答がありましたね。
つまり、娘の特性なのかもしれないけれど、大勢の中に自分がいるのは恥ずかしいらしいのだ。
娘は定期的に療育にも通っているのだけれど、少人数制なのもあり娘から「恥ずかしい」と聞いたことがない。
つまり、大人数よりも少人数を娘は好む傾向があるのだろう。
就学時健康診断には長蛇の列ができていて、来年、小学生になる未就学児と保護者らが並んでいる。
娘はずっと私に甘えるように抱きついたり、手をつないでくる。
決して私の手を放そうとしない。
それでも私が隣にいることが娘にとって心強いのだろう。
時折、私の顔を覗き込むように見上げるのだった。
就学時健康診断で知能検査はあったのかについて
結論から言うと、私の住んでいる地域では知能検査はなかった。
内科検診と歯科検診、視力テストがあるぐらいだ。
娘は就学時健康診断が行われている体育館を見渡すと「注射するの?」と聞いてきた。
私は「注射しないよ」答えると娘は少し安心したようだった。
就学時健康診断後の夜、娘は「友達100人できるかな?」と歌いながら、大好きなお絵描きに没頭していた。
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