正直、どこから話していいのか分からないのだけれど、結論から言うとハーフの娘には発達障害がある。
療育に通っている時に小児科医の先生から自閉症スペクトラムと診断された。
療育や保育園に通っていく過程で、娘が成長していく姿を見て、娘の特性は個性であること。
勉強ができなくてもいい。
みんなができることができなくてもいい。
今はできなくてもじっくり時間をかけてできるようになればいいじゃないか。
娘が好きなことを見つけたら、それを応援することのできる親になればいいじゃないか。
そんなことを思いながら、今、書いている。
「先生が怖い!」保育園を休みがちになった娘
A保育園に通い始めた娘は、偏食があり、給食をほとんど食べなかった。
保育園に迎えに行くと「お腹空いた」と言ってくることは日常茶飯事。
このまま娘は保育園に通えるのだろうかと心配した矢先、先生から「一度、療育の相談をした方がいいのではないですか?」と提案された。
先生の話では娘は集団活動が困難で、給食は全く食べないことを知らされた。
また、娘は「保育園の先生が怖い! 行きたくない」と言うようになり、保育園を休むようになったのだ。

私は無理やり保育園に通わせる選択はしませんでした。
幼少期の経験が元で学校嫌いになってもと思いましたので。
療育機関に娘のことを相談! 何カ月も待つ間、A保育園には通わない日々が続いた
私は住んでいる市の発達障害者支援センターに相談することにした。
娘を連れて相談しに行ったのだけれど、順番待ちがたくさんあって、すぐに面談できないこと。
療育もすぐ受けれないとのことだった。
その間、娘は「保育園の先生が怖いから行きたくない」と保育園に通わなくなった。



あの頃の私は、合わない保育園に無理に通うぐらいなら通わなくていい。
転園して娘に合う保育園に出会うことができたらと思いましたね。
大人だって無理して合わない仕事を続けることで心も身体も壊れてしまうことってありますから。
療育が始まり、転園してB保育園に通い始めた
療育機関で娘を連れての面談があった。
面談終了後、娘の療育が開始されることが決まり、B保育園に転園することにもなった。
B保育園での面談の際、娘が療育を開始したこと。
偏食でほとんど給食を食べることができないこと。
集団生活についていけるか。友達と関われるか。親として不安に思っていること。
まだ、おむつをつけていることを伝えた。
おむつに関しては、より詳細に「トイレに行かずにおむつにしてしまうことがよくあります。保育園に通う時もおむつしてきた方がいいですよね?」と尋ねると面談時の先生が「おむつじゃないくてパンツでいいですよ。私たちはプロですから大丈夫ですよ」と言ってくれた。



娘は保育園でトイレをマスターしたと言っても過言ではありません。
B保育園には感謝しかありませんね。
娘の就学は小学校の特別支援学級になった
定期的に療育を受けることになった。
クラスは少人数体制だった。
保育園では集団での生活。療育は少人数。
娘には少人数での活動が合うように感じた。
小学校は通常学級にするか、特別支援学級にするか私自身、簡単に判断はできなかった。
娘の発達障害を診断していただいた小児科医の先生に定期的に娘の受診をすることになっていたので、娘の就学について相談したら、「娘さんは私は特別支援学級がいいと思います」とアドバイスがあった。
他にも小児科医の先生から話を聞いて、私自身、決め手になる内容もあった(機会があったら、その決め手になった話も書きたい)。
こうして娘は、小学校は特別支援学級に通うことに決まったのだ。
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