定期券を外出先で落としてしまった場合、どれぐらいの確率で戻ってくるのだろうか。
今回、ベトナム人妻が通勤に使っている定期券を駅から自宅までの帰り道の間で落としてしまった。
厳密には、リール付き定期券を通勤バッグにつけていたのだけれど、次の日の朝、リールが切れていて定期券がなくなっていることに気づいた。
妻はそこまで大きな声ではないのだけれど、悲鳴を上げて通勤バッグ付近を探し回ったがない。
余談になるのだけれど、妻は洗濯機で洗えるタイプの通勤バッグを使用している。
もうね、私からしたら落とすべくして落としたんだと思っている。
というのも、妻はリール付き定期券をバッグの取っ手部分につけてブランブランさせながら通勤していた。
その方が定期券を駅の改札口で取り出す時も便利だ。
でも、リール付き定期券だって使い続ければ劣化もしていくし、何かの拍子でリールが切れてしまうことだってある。
私だったら、リール付き定期券は念のため移動中はバッグの中に入れておくだろう。
けれども、妻はしなかったのだ。
ちなみに私は何度か妻に「いつか定期券落とすかもしれないから、バッグの中に入れたほうがいいよ」と注意喚起していた。
妻は私のアドバイスに聞く耳は持たない。
そして、定期券を紛失してしまったのである。
「定期券がなくなったぁ〜」としょんぼりしている妻に私は「いつか落とすとは思ったけれどしかたないよ」となぐさめた。
ちなみに妻は3ヶ月分の定期を購入したばかりだった。
私は「駅に連絡して聞いてみるといいよ。もしかしたら親切な人が拾って届けてくれたかもしれない」と言うと、妻は「番号知らないから」と言った。
私は番号を調べて妻に教える。
妻は駅に電話をして、定期券を落としたこと。拾った方が駅に届けていないか確認した。
駅員から「そのような落とし物はないです。警察署に連絡してみるといいですよ」と教えてもらった。
妻は「警察署って番号分からないよ」と言うので、私は最寄りの警察署の番号を調べて妻に教えた。
妻はすぐに警察署に電話をして、定期券を紛失したこと。定期券には名前が記載されていることを警察官に説明していた。
落とし物の届けがあるか確認してもらえることになったのだけれど、残念ながら定期券の落とし物はなかった。
意気消沈する妻は「あーあ」と深い溜め息をついた。
私は「もう起きたことはしかたない。次からは落とさないようにきちんとバッグに定期券を入れるといいよ」と言った。
あまり私の意見を聞かない妻だったけれど、この時は静かに「そうだね。そうする」と答えた。
それから何日か過ぎて、妻の携帯電話に着信があった。
仕事中で電話に出ることはできなかった。
妻は知らない番号から電話があった場合、私に番号のスクショを送ってきて、どこからの電話か聞いてくる。
私はいつものように番号がどこのものなのか調べると警察署からだった。
私は妻にLINEメールで「警察署からの電話だから定期券が見つかったのかもよ」と送った。
妻が警察署に連絡すると紛失した定期券が見つかったとのこと。
親切な方が警察署まで妻の定期券を届けてくれたのだ。
もうね、感謝しかない。
ありがとう。
ありがとう。
それにしてもリール付きの定期券ケースを信用しすぎてはいけないな。
さいごに、定期券を落とした時にやるべきことリスト
- 定期券の紛失届を出す
まず、紛失したことをすぐに交通機関の窓口や駅員さんに伝え、紛失届けを提出。
すると、再発行や払い戻しの手続きを行うことができる。
紛失届けの受付時間は駅によって異なるので、確認した方がいいかも。
- 再発行手続きを行う
交通機関によっては、再発行の手続きが必要な場合あり。
再発行手続きに必要な書類や手数料なども確認しておくといいかも。
- 代替手段を探す
再発行の手続きが完了するまで、代替手段を探しておくと便利。
例えば、バスに乗る際には現金を準備しておく。
スマホのSuicaやPASMOのアプリに現金をチャージしておくなど。
4.警察署(交番)に定期券を紛失したことの相談をする。
妻の場合、警察所に定期券を落としたことを伝えたことにより、後日、警察署から連絡があり、無事に定期券が見つかった。
以上のように、正しい手順を踏んで対応することで定期券紛失の問題を解決することができるかもしれない。
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